今年もあっという間に年末がやってきて、ボクを先へと連れ去ろうとしている。それでも今年は投資以外でもいろいろとイベントがあって、それなりに大変だったけれどそれ以上に実りのあった1年だった。今回は今年のトレードを振り返ってみたいと思う。

2021年の合計損益

利益合計: 2011万円
損失合計: 1413万円
実質損益: 598万円

長期積立も含めた2021年の各種増減率

短期スイングの運用資産増減率: +37%
長期積立の運用資産増減率(積立分の除く): +15%
運用資産全体の運用増減率(積立分を含む): +35%

2021年を通した運用評価

前半は昨年10月末にやらかした大損を引きずった状態でスタートし、なかなか正常な投資判断ができず苦しい展開が続いた。ただ後半は逆に損失の経験を活かしつつリスク管理を重視したトレードで利益を伸ばせたのがGOODな点(6月以降は毎月プラスで終われた)。苦い経験も自暴自棄にならずに上手く消化しながら薬に変えていけたかなと思う。

結果としては2021年の運用目標は『短期スイングの運用資産+20%』を掲げていたけれど、今年は十分に目標達成できたことが嬉しい。ただ来年以降は今年よりさらに油断できない相場を予想している。まずは資産を減らさないことが最重要課題だけれど、来年も引き続き『短期スイングの運用資産+20%』を掲げてトレードしていきたいと思う。

2022年の運用目標

短期スイングの運用資産増減率: +20% [ 金額ベース:+280万 ]
長期投資の運用資産増減率(積立分の除く): +3% [ 金額ベース:+22万 ]
運用資産全体の運用増減率(積立分を含む): +18%

1年で数倍にしている人を羨ましいとは思うけど、守るものがある以上高いリスクは避けて堅実に資産を増やしていきたい。高配当も良いけれどそれはまだ少し先の話。配当は資産運用のフェーズが“増やす”から“維持する”に移行してからかなと思ってる。

投資にはいろんな方法がある。何が正しくて何が間違ってるなんてものはない。ただ、『何をなすために投資をしているか』が最も重要やと思う。老後資金? 巷で人気のFIRE? FIREだとしたらそれは何年後の予定? それとも家賃や住宅ローン分配当を貰うことがゴール?

目標と期限によって背負うリスクが異なる。最大値を求めるために高リスクに全ツッパするのではなく、目標と期限から最も低リスクでゴールに辿り着けるよう投資戦略を最適化するのが投資の醍醐味やとボクは思う。焦っても良いことはない。

ボクも短期と長期で投資における目標も期限も全然違う。
だからまったくの別物として捉えてるし、意識も完全に切り離せてる。

ちなみに長期投資は『長期積立の運用資産+3%』を毎年の目標にしていて、総資産の1/3程度が長期投資の資産になっている。『短期スイングの運用資産+20%』『長期積立の運用資産+3%』この2つの目標を10年維持できれば総資産は1億を超えてくる試算。11年後には短期運用資産だけで1億を超えてくる。まずはこの11年後短期運用資産1億がボクの当面の目標になる。

+20%なんて控えめ? バカ言っちゃいけない。年間の利益率+20%でもかなりリスクを背負ってる方やと思う。コロナ後がバブリー相場なだけ。でもリスク管理さえ怠らなければ手が届く現実的な数値でもある。

機会損失はいくらしても損失ではない。数あるチャンスの中から確度の高いチャンスにどれだけまとまった投資ができて、それ以外でどれだけ損失を抑えられるか。
それが自分の肌に合ったスイングトレードだなと今は思っている。
勝つことより負けないこと』、そして利益において『足るを知る』こと。
これがボクの短期スイングトレードの骨子となる部分で、来年以降もこれを基本方針に愚直に短期スイングを続けていきたい。
長期積立の方は今のままPFのバランスを維持しつつ、もし暴落がくれば株式の比率を徐々に上げていこうと思う。

今年も無事に過ごせて本当によかったです。
それでは皆さんも良いお年を。